ギャラリー解説

書画

東望清岡公張、行草書七絶(近代、AD1841〜1901)

紙本肉筆・・縦149cm、横40cm

「東望居士公張」の下に、陰刻回印「清公張印」と陽

刻「東望居士」の落款が押されている。清岡東望は

土佐の人で、名は公張、号を東望と称し、野根山殉

難二十三士の首領清岡道之助の弟で、伊勢に遊学

して土井ゴウ牙の門で経史を学び、勤王の志が厚く

て藩命に因り三条実美の衛士となり、維新後は各地

の権知事や県令を歴任し、司法省に出仕した後に

貴族院議員や枢密顧問官を務めた政治家である。


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