ギャラリー解説

書画

漢陽馬渡俊猷、行書七絶(近代、AD1851〜1916)

紙本肉筆・・縦143cm、横39cm

「臣俊猷」の下に、陰刻回印「源俊猷印」と陰刻「

漢陽」の落款が押されている。馬渡漢陽は佐賀の

人で、名は俊猷、号を漢陽と称し、幼にして郷校

好古館で、次いで藩校で漢学を修め、上京して洋

学と法律を学び、司法省に勤めて各地の裁判所

の判事を歴任し、その後弁護士となって朝野の信

望を得、巖谷一六や野口寧斎らと交遊した法律

家で、漢詩にも堪能である。


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