ギャラリー解説

書画

雲嶺石野彝、行草書七絶(江戸時代、AD1780〜1870)

絹本肉筆・・縦104.5cm、横21cm

「七十九翁雲嶺僊史彝」の下に、陰刻回印刷「石世夷

印」と陽刻「希之父」の落款が押されている。石野雲嶺

は駿河の人で、名は彝・世夷、字は希之、号を雲嶺・

皆梅などと称し、齋藤拙堂菊池五山梁川星巌らと交

わり、詩人として盛名が高く、『安政三十二家絶句』に

も採取されている儒者であるが、同時に書家としても

知られている。


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