ギャラリー解説
書画
大峰冢田虎、草書七絶(江戸時代、AD1747〜1832) |
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紙本肉筆・・縦112cm、横30.5cm 「大峰虎」の下に、陰刻「冢虎印」と陽刻「叔貔」の落 款が押されている。冢田大峰は美濃の人で、名は 虎、字は叔貔、号を大峰・雄風などと称し、父冢田 旭嶺から家学を受けて僧となるも、還俗して儒に志 して古今の書を攻究し、初めは朱子学を唱えるも遂 に古学を奉じて一家の学を成し、尾張藩藩校明倫 堂の督学を務めた儒者で、寛政異学の禁に強く非 を唱え、「寛政の五鬼(山本北山・亀田鵬斎・豊島豊 洲・市川鶴鳴)」と称されている。 |