ギャラリー解説

書画

瓠堂安岡正篤、草書十字(近代、AD1898〜1983)

紙本肉筆・・縦27cm、横23cm

「正篤」の下に、陰刻回印「紀正篤印」と陽刻「瓠

堂散人」の落款が押されている。安岡瓠堂は大阪

の人で、名は正篤、号を瓠堂と称し、東京帝大卒

業後、東洋思想研究所を設立して陽明学を講じ、

金鶏学院や日本農士学校を創立して東洋思想を

論じ、戦後は全国師友協会を中心に東洋思想の

普及に尽力し、自民党政治の中で帝王学に立脚

した見解を述べ、「歴代総理の指南役」と称され、

「平成」の元号の考案者とも言われている東洋思

想学者である。亦、彼は大東文化協会の客員も

務めている。


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