ギャラリー解説
書画
溪水金子堅太郎、行書七絶(近代、AD1853〜1942) |
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紙本肉筆・・縦153.5cm、横42.6cm 「溪水堅」の下に、陰刻「金子堅太郎印」と陽刻「谿 水」の落款が押されている。金子溪水は筑前の人で 、名は堅太郎、号を溪水と称し、福岡藩士の子で幼 にして金山和蔵や正木昌陽に漢学を学び、次いで 藩校修猷館で学び、維新後は元昌平黌中博士で松 山藩大参事の藤野正啓の漢学塾に身を寄せ、藩主 黒田長知の随行員として米国留学して法律を学び。 帰国後は伊藤博文の側近として大日本帝国憲法の 起草に参画し、司法大臣や農商務大臣を歴任した、 憲法学者にして政治家である。 |