ギャラリー解説

書画

廓堂北条時敬、行書十四字(近代、AD1858〜1929)

紙本肉筆・・縦133cm、横32cm

「廓堂居士書」の下に、陰刻「時敬私印」と陽刻「廓

堂」の落款が押されている。北条廓堂は加賀の人で

、名は時敬、号を廓堂と称し、加賀藩士の子で東京

帝大卒業後、第四高等学校や広島高等師範学校

等の校長を歴任し、更に東北帝大総長や学習院院

長も務め、貴族院議員にもなった数学者の教育家

で、西田幾多郎の師でもある。亦彼は「大東文化協

会」の初代理事でもある。


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