ギャラリー解説

書画

雙石落合コウ(庚+貝)、行書文(江戸時代、AD1785〜1868)

紙本肉筆・・縦118cm、横14cm

「雙石」の下に、陰刻「藤コウ之印」と陽刻「字子載」の落款が

押されている。落合雙石は日向の人で、名はコウ(庚+貝)、

字は子載、号を雙石と称し、僧海洲に就いて宋学と詩を学

び、二十歳で長崎に赴き吉村正隆に従って漢音を学び、帰

藩して藩校の教授に任用されるが、江戸に出て昌平黌に入

って舎長となり、その後飫肥藩藩校振徳堂の教授となった

儒者である。


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