ギャラリー解説

書画

松塘鱸(鈴木)元邦、行書七絶(幕末維新、AD1823〜1898)

紙本肉筆・・縦134cm、横55cm

「松塘釣史」の下に、陰刻「鱸彦之」と陽刻「湖海衿懐」の落

款が押されている。鱸松塘は安房の人で、本姓は鈴木氏、

名は元邦、字は彦之、号を松塘と称し、家は世々医を業と

していたが、詩才が有ったため梁川星巌の門に入って学び

、詩人として名声が高く、大沼枕山小野湖山と共に「星巌

門下の三高足」と称され、浅草柳原に詩社七曲吟社を開き

、教授と遊覧で半生を過ごした漢詩人である。


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