ギャラリー解説

書画

城山八代六郎、行草書文(近代、AD1860〜1930)

紙本肉筆・・縦139cm、横68cm

「城山」の下に、陰刻「八代六郎私印」と陽刻「城

山」の落款が押されている。八代城山は尾張の人

で、名は六郎、号を城山と称し、海軍兵学校を卒

業後、各戦艦の艦長を務め、次いで各艦隊の司

令官を歴任し、第二次大隈内閣の海軍大臣とな

るや、シーメンス事件で失った海軍の信頼を回復

す可く、海軍の大改革を断行し、最後は佐世保鎮

守府司令長官に就任して大将に昇進し、男爵を

授けられた海軍軍人である。


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