ギャラリー解説

書画

擔風服部轍、行草書七絶(近代、AD1867〜1964)

紙本肉筆・・縦136cm、横31.4cm

擔風轍拝草の下に、陰刻「服部轍印」と陽刻「擔

風僊史」の落款が押されている。服部担風は愛知

の人で、名は轍、字は子雲、号を担風・藍亭と称

し、森槐南らに師事した漢詩人で、詩・書を善くし

て清詩を宗とし、大正十年に雅声社を開いて作詩

の指導に貢献し、昭和二十八年には日本芸術院

賞を受賞した、明治後期から大正・昭和期を代表

する漢詩人である。


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