ギャラリー解説
書画
空齋山田顯義、行草書五絶(近代、AD1844〜1892) |
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絖本肉筆・・縦128.5cm、横50.7cm 「空齋居士」の下に、陰刻「顯義之印」と陽刻「耽書 是宿縁」の落款が押されている。山田空齋は長州の 人で、名は顕孝・顕義、号を空斎と称し、藩校明倫 館や松下村塾などで学んだ後、討幕運動に奔走し 陸海軍参謀として戊辰戦争等に従軍し、維新後は 兵部大丞・兵部省理事官・東京鎭台司令官・司法大 輔等を歴任し、西南戦争では別動第2旅団長として 出征し、その後初代司法大臣等を歴任し、国学院 大学や日本大学の設立にも関与した、陸軍中将の 軍人である。 |