蜻洲高島平三郎、行草書五絶（近代、AD1863〜1946）

絖本肉筆・・縦137cm、横41cm

「蜻洲生」の下に、陰刻「高嶋蜻洲」と陽刻「字士信」の

落款が押されている。高島蜻洲は江戸の人で、名は

平三郎、字は士信、号を蜻洲と称し、東京高等師範学

校や学習院・日本女子大学等で教鞭を執った教育者

にして児童心理学者で、雑誌『児童教育』の顧問を務

めて東京右文館で教科書を編集し、漢詩・和歌・書道

を善くした人である。