ギャラリー解説

書画

雲海長岡護美、行書七絶(近代、AD1842〜1906)

絖本肉筆・・縦149.5cm、横51cm

「源護美」の下に、陰刻回印「源護美印」と陰刻「

子徽氏」の落款が押されている。長岡雲海は肥後

の人で、名は護美、字は子徽、号を雲海と称し、

熊本藩主細川斉護の六男で、一時喜連川藩主の

養子となるが、安政5年に離籍して熊本に帰り、

細川護久に重用されて藩政改革を行い、外務省

に入ってベルギーやオランダの公使を歴任した、

明治期の外交官である。


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