ギャラリー解説

書画

頤齋高玄融、草書五絶(江戸時代、AD1690〜1769)

紙本肉筆・・縦98cm、横44.2cm

「頤齋」の下に、陰刻回印「高玄融印」と陽刻「頤齋」

の落款が押されている。高頤齋は江戸の人で、本

姓は深見氏、名は玄融、字雙玉、号を頤齋と称し、

幕府の儒員で流麗な草書の名手として知られた高

玄岱の子で、父より漢学・書を学んで明の玉履吉の

筆法を善くし、門人多数を擁した書家である。


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