ギャラリー解説
書画
日岳富田大鳳、隷書文(江戸時代、AD1762〜1803)
紙本肉筆・・縦137.5cm、横62.7cm
「富日岳」の下に、陽刻下駄印「富田」と「大鳳」の落
款が推されている。富田日岳は肥後の人で、名は
大鳳、号を日岳と称し、代々の医家に生まれ、父よ
り儒学・医学を教わり、熊本藩医となって藩医学校
再春館句読師を務め、その後の肥後の医学界の発
展や、幕末勤王党の勃興などに大きな影響を与え
た儒医である。
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