ギャラリー解説

書画

蒼蚯成田利定、梅圖俳句讃(江戸時代、AD1760〜1842)

絹本肉筆・・縦26cm、横37.5cm

「蒼蚯」の下に、陰刻下駄印「蒼蚯」の落款が押されている。成

田蒼蚯は加賀の人で、名は利定、号を蒼蚯・槐庵などと称し、

加賀藩士で俳諧を上田馬來に学び、次いで京の高桑蘭更に師

事し、全国を行脚して京の八坂に対塔庵を結んで芭蕉堂の後

継者となり、天保俳壇の重鎮として活躍した俳人である。


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