ギャラリー解説

書画

松堂間部詮勝、行草書七字(幕末維新、AD1804〜1884)

紙本肉筆・・縦133cm、横27.5cm

「松堂」の下に、陰刻「間部詮勝之章」と陽刻「字慈卿號

萬澤」の落款が押されている。間部松堂は江戸の人で、

名は詮勝、字は慈卿、号を松堂・万沢などと称し、第十

一代将軍徳川家斉の側近として、大阪城代等を務めた

後に老中となり、大老井伊直弼と対立して「井伊の赤鬼、

間部の青鬼」と称され、幕末の幕政で活躍した越前鯖江

藩第七代藩主の大名である。


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