ギャラリー解説

書画

兼山菅野贊、行書三字(江戸時代、AD1680〜1747)

紙本肉筆・・縦45cm、横26cm

「兼山?人」の下に、陰刻「菅贊」と陽刻「子襄氏」の

落款が押されている。菅野兼山は武蔵の人で、名

は贊・喜・彦、字は子襄・直養、号を兼山と称し、14

歳で崎門学派の佐藤直方の門に入り、次いで三宅

尚斎に師事し、幕府の援助で深川に私塾会輔堂を

開き、講説に従事した崎門学派の儒者で、金沢藩

藩校明倫堂の学頭となった新井白蛾の師でもある。


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