ギャラリー解説

書画

花亭岡本成、行草書七絶二首(江戸時代、AD1768〜1850)

絹本肉筆・・縦17.8cm、横25.6cm

「豊洲と括嚢老人」の下に、各々陰刻「宣?主人」と陽刻「醒翁」の落款

が押されている。岡本花亭は江戸の人で、名は成、字は子省、号を花

亭・豊洲・醒翁・詩痴・江州などと称し、南宮大湫に師事して詩を善くし、

天保年間に在って詩壇の耆宿として名が有り、幕府に仕えて勘定奉行

となり、近江守に任ぜられた儒者である。


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