ギャラリー解説

書画

溪山山本章夫、草書十四字(幕末維新、AD1827〜1903)

紙本肉筆・・縦107cm、横29.2cm

「溪逸人書」の下に、陰刻「章夫」と陽刻「溪山」の落款が

押されている。山本溪山は京の人で、名は章夫、号を溪

山・溪愚などと称し、江戸後期の本草学者である父山本

亡羊に就いて、経史・詩文・本草学を修め、明治天皇に

進講して久邇宮・賀陽宮の侍講となり、更に賛育社を創

立して本草医学・東洋医学の研究と、医師養成に尽力し

た本草学者である。


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