ギャラリー解説
書画
滄浪秦鼎、草書文(江戸時代、AD1761〜1831)
紙本肉筆・・縦132.5cm、横50cm
「秦鼎」の下に、陰刻「士鉉子」の落款が押され
ている。秦滄浪は美濃の人で、名は鼎、字は士
鉉、号を滄浪・小翁・夢仙などと称し、刈谷藩儒
秦峨眉の子で、初め家学を承けるが更に細井
平洲に学び、尾張藩校明倫堂教授となった儒
者で、特に古書の校勘を好み、彼が校した『春
秋左氏伝校本』や『国語定本』などは、広く世に
行われている。
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