東畊天野景福 、隷書文（近代、AD1861〜1946）

紙本肉筆・・縦137cm、横40.5cm

「東畊居士書」の下に、陰刻「強戟？向」と陰刻

回印「藤景福印」の落款が押されている。天野

東畊は尾張の人で、名は景福、字は子菊、号を

東畊と称し、書を丹羽迂庵に学び、名古屋中学

や中京高等女学校等で教鞭を執った書家にし

て漢詩人で、昭和１２年に『隷草廣千字文』『廣

千字文國譯』『廣千字文釋義』の３冊を公刊して

いる。