ギャラリー解説

書画

天隨久保得二、行草書七絶(近代、AD1875〜1934)

紙本肉筆・・縦23cm、横13cm

「天隨」の横に、陰刻「虚白軒」と陽刻「兜城山人」の

落款が押されている。久保天隨は長野の人で、名

は得二、號を天隨・青琴・兜城などと称し、東京帝大

漢学科を卒業後、笹川臨風や田岡嶺雲らと共に、

評論などで才筆を振るい、その後漢詩の専門家とし

て名を馳せ、大東文化大学や台北帝大教授などを

歴任した漢学者である。


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