ギャラリー解説
書画
三申小泉策太郎、楷書文(近代、AD1872〜1937) |
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紙本肉筆・・縦126.5cm、横29.8cm 「申叟」の下に、陰刻「浄行院主」と陽刻「三申居 士」の落款が押されている。小泉三申は静岡の人 で、名は策太郎、号を三申と称し、若くして村上浪 六に師事し幸徳秋水と親交を結び、静岡日報や 自由新聞の記者として活躍した後、九州新聞や 経済新聞の社長を務め、その後衆議院議員とな った文人政治家で、『由比正雪』『懐往時談』等の 本を公刊している。尚、彼の七男が日本画家の 小泉淳作で、八男が俳優の小泉博である。 |