ギャラリー解説

書画

春塘大江博文、行書十四字(江戸時代、AD1787〜1844)

紙本肉筆・・縦136.5cm、横32.5cm

「春塘」の下に、陰刻「春塘」と陽刻「艮卦簡印兌卦」の落

款が押されている。大江春塘は豊前の人で、名は博文、

号を春塘と称し、中津藩医大江梅英の次男で、前野良沢

に蘭学を学び、長崎遊学後は藩主奥平昌高の命に因り

江戸で『中津バスタード辞典』の編纂に従事した、蘭方医

学者である。


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