ギャラリー解説

書画

豹軒鈴木虎雄、行書七絶(近代、AD1878〜1963)

紙本肉筆・・縦23.2cm、横31cm

「豹軒老人」の下に陰刻「子交」と陽刻「豹軒」の落款が押されて

いる。鈴木豹軒は新潟の人で、名は虎雄、字は子交、号を豹軒

・蘊房などと称し、越後の漢学塾長善館第二代館主鈴木タ軒

の八男で、家学を受けた後に東京帝大漢文科に学び、日本新

聞社や台湾日々新報社の記者を務めた後、東京帝大講師・東

京高等師範学校教授から京都帝大教授となって活躍した中国

学者で、漢詩人・歌人としても名声が高く、1961年に文化勲章

を受章している。


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