ギャラリー解説

書画

釋道本憲壽、行書十字(江戸時代、AD1765〜1858)

紙本肉筆・・縦130cm、横54cm

「保申六月甲子北海叡山六十九翁道本」の下に、陽

刻「寛?文耳」と陰刻「憲壽道本」の落款が押されて

いる。釋道本は信州の人で、法名は憲壽、字は虎

溪、法号は道本、号を安忍子・不可得・楽々庵など

と称し、9歳で出家して京都知積院に40年間在山し

、次いで10年間佐渡の蓮華峰寺に在住し、後に江

戸浅草大護院住職となった僧で、雄渾な書きぶりの

能書家としても知られている。


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