ギャラリー解説

書画

旦入樂吉左衛門、和歌(江戸時代、AD1795〜1854)

紙本肉筆・・縦23cm、横14.3cm

らく(具)の下に、陽刻二重丸印「樂」の落款が押さ

れている。樂旦入は京の人で、名は吉左衛門、号を

旦入と称し、京都楽焼きの名工第十代吉左衛門で、

文化八年に家督を相続して十代になり、紀州徳川

家に伺候して偕楽園窯や西の丸お庭焼き窯等の開

設に尽力し、その功績で「樂」字を拝領している。


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