ギャラリー解説

書画

古岳倉尾友三郎、篆書四字(近代、AD1878〜1944)

紙本肉筆・・縦135cm、横37cm

「古岳朋篆」の下に、陰刻「倉尾友三之印」と陽刻「

子朋」の落款が押されている。倉尾古岳は三重の人

で、名は友三郎、字は子朋、号を古岳・朱竹道人・

無学野人などと称し、愛知県医学専門学校に学ん

で開業し、内科・外科・眼科を兼ねた名医として知ら

れているが、同時に書を内田春嶺に学び、更に日

下部鳴鶴からも益を受け、泰東書道院評議員等を

歴任して活躍した書家でもあり、特に篆・隷に秀でて

いる。


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