緑村頼春雄、楷行書文（近代、AD1830〜1901）

紙本肉筆・・縦132cm、横32cm

「山陽先生自賛 二首之一頼春草謹録」の下に

陰刻「頼春雄」と陽刻「号緑村」の落款が押され

ている。頼緑村は広島の人で、名は春雄、号を

緑村・春草などと称した人であるが、詳細は全

く不明である。しかし、何れにしても頼家に連な

る人であろう。この文は、『山陽遺稿』に収める

「畫像自賛二首」の最初の一首である。