ギャラリー解説
書画
天淵加藤虎之亮、行草書七絶・七律二種色紙(近代、AD1879〜1958) |
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紙本肉筆・・縦27cm、横24cm 共に「天淵虎」の下に、陰刻「加藤虎印」と陽刻「天淵」の落款が押されている。加藤天淵は静岡の 人で、名は虎之亮、字は子弸、号を天淵と称し、広島高等師範で三宅真軒に師事して漢文科を卒 業し、青山師範や武蔵高校等で教鞭を執った後、東洋大学第十六代学長となり香淳皇后に経史 を進講した中国哲学者で、『周礼』の研究者としても有名で、創立期の大東文化学院では教授とし て『小学』を講じている。 |