ギャラリー解説
書画
金城大瀬甚太郎、行書六字(近代、AD1866〜1944) |
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絹本肉筆・・縦127.8cm、横36.6cm 「金城」の下に、陰刻「大瀬甚印」と「金城」の落款が 押されている。大瀬金城は加賀の人で、名は甚太 郎、号を金城と称し、加賀藩士大瀬直温の子で、上 京して進文学舎で学んだ後、東京帝大哲学科に入 り大学院に進んで心理学を学び、卒業後は第五高 等中学校に赴任し、在任中に文部省から派遣され て欧州に留学し、帰国後に高等師範学校教授とな り、次いで第二代東京文理科大学学長となった、西 洋教育史学者である。 |