ギャラリー解説
書画
古溪波多野承五郎、行書七絶(近代、AD1858〜1929) |
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紙本肉筆・・縦133cm、横33.8cm 「古溪」の下に、陽刻「笑傲樓」と陰刻「承五郎」の落款 が押されている。波多野古溪は遠江の人で、名は承 五郎、号を古溪と称し、慶應義塾卒業後、新聞記者を 経て外務省に入り、次いで朝野新聞社社長・王子製紙 取締役・三井銀行役員・衆議院議員等を歴任し、明治 ・大正期に活躍した企業人にして政治家で、茶会を主 催した茶人・書画骨董蒐集の文化人としても知られ、 小金井に有る滄浪泉園は、彼が造って別邸を置いた 場所で、犬養毅の筆になる門標が有る。 |