ギャラリー解説

書画

芝城清原宣明、行書九字(江戸時代、AD1750〜1850)

紙本肉筆・・縦136cm、横28cm

「芝城清宣明」の下に、陰刻「清原宣明」と陽刻丸印「

北園」の落款が押されている。清原芝城は京の人で、

名は宣明、号を芝城・北園などと称し、正三位の位に

在った公卿で、『女四書芸文図会』(天保六年)・『門跡

伝』(弘化二年)・『鍾珠驚眼』(嘉永六年)等の書籍を

公刊しており、狭山市の県指定文化財である「掘兼之

井」に有る、天保十三年(1842)に立てられた石碑に

は、宣明の七言絶句の漢詩が刻されているが、生卒

等詳細は不明である。


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