楳華大野誠、草書五絶（幕末維新、AD1834〜1884）

紙本肉筆・・縦134cm、横59.5cm

「楳華」の下に、陰刻「大野誠印」と陽刻「松聲晴亦

雨山色斷還南」の落款が押されている。大野楳華は

江戸の人で、名は誠、号を楳華と称し、業を昌平黌

に学び、亦た心形刀流の剣を常同子伊庭軍兵衛秀

業に学び、湯島に私塾春風館を開いて門弟に教授

し、維新後は永野県令（第二代）を務めた武士であ

る。