ギャラリー解説

書画

旦荘中澤岩太、行書五字(近代、AD1856〜1943)

紙本肉筆・・縦134cm、横32cm

「旦荘書」の下に、陰刻「工學博士」と陽刻「中澤

岩太之印」の落款が押されている。中澤旦荘は越

前の人で、名は岩太、号を旦荘と称し、ドイツに留

学して陶磁器製法を学んだ後、京都帝大理工科

大学初代学長や京都高等工芸学校初代校長等

を務め、日本の窯業や美術工芸の発展に尽力し

た、工学博士の応用化学者である。


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