ギャラリー解説
書画
百外齋藤政治郎、行草書五絶(幕末維新、AD1814〜1895)
紙本肉筆・・縦132.5cm、横34cm
「百外書」の下に、陽刻丸印「齋藤來?」と陽刻「百外」の落
款が押されている。齋藤百外は備中の人で、名は政治郎、
号を百外と称し、穀物商を営むも自由奔放な遊興に耽り、
60歳を前に反省して書家を志し、荻田雲涯に師事して70
歳を過ぎて一家を成し、全国を遊歴して勝海舟や山岡鉄舟
らと親交を結び、鹿児島で客死した書家である。
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