ギャラリー解説

書画

松蔭近衛(五条)秀麿、行書文(近代、AD1898〜1973)

紙本肉筆・・縦135cm、横32.5cm

「五條松蔭書」の下に、陰刻「菅原朝臣」と陽刻「松蔭」

の落款が押されている。近衛(五条)松蔭は東京の人

で、名は秀麿、号を松蔭と称し、公爵近衛篤麿の次男

で内閣総理大臣を務めた近衛文麿の弟であり、作曲

を山田耕筰に学んだ後にドイツに留学して作曲や指揮

を学び、帰国後に山田と共に日本交響楽協会を設立

し、日本に於けるオーケストラ活動のパイオニア的存

在として活躍した音楽家である。


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