ギャラリー解説

書画

克堂若槻禮次郎、行書十字(近代、AD1866〜1949)

紙本肉筆・・縦137cm、横34cm

「克堂」の下に、陰刻「若槻禮印」と陽刻「克堂」の落

款が押されている。若槻克堂は松江の人で、名は

礼次郎、号を克堂と称し、松江藩の下級武士の次

男で、寺子屋・小学校・漢学塾等で学んだ後、上京

して司法省法学校や東京帝大法科で学び、卒業後

は大蔵省に入って主税局長や次官を務め、政界に

転じて大蔵大臣・司法大臣・鉄道大臣等を歴任し、

内閣総理大臣として第一次・第二次の若槻内閣を

組閣した、政治家である。


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