ギャラリー解説

書画

成齋中林清煕、行書二字(江戸時代、AD1750〜1850)

紙本肉筆・・縦118.3cm、横59.4cm

「慈母老孺人七十六壽清煕」の下に、陰刻「清煕印信」

と陽刻「字典卿」の落款、及び「恭賀」の下に陰刻「成

齋」の落款が押されている。中林成齋は、名は清煕、

字は典卿、号を成齋と称した漢方医学者で、天保三年

(1832)に江戸で若林屋清兵衛が出版した、『傷寒論

集成』の校訂者の一人であるが、生卒等詳細は不明

である。


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