ギャラリー解説

書画

大觀奥田淑、行草書七絶(幕末維新、AD1825〜1901)

紙本肉筆・・縦28.5cm、横25.5cm

「大觀逸士」の下に、陰刻「淑印」と陽刻「季清」の落款

が押されている。奥田大觀は尾張の人で、名は淑、字

は季清、号を大観と称し、尾張藩士佐藤氏の第四子

で、藩校明倫堂に学んで儒者奥田桐園の養子となり、

次いで伊勢の齋藤拙堂に学んで学監となり、維新後は

警視庁に職を奉ずるも帰郷して私塾大観塾を開き、子

弟の教育に従事した儒者である。


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