ギャラリー解説

書画

工藝・村上武次郎 、行書五字(近代、AD1882〜1969)

絹本印刷・・縦27.2cm、横24.2cm

「武次郎書」の下に陰刻「武」の落款が押されている。

村上武次郎は京都の人で、京都帝大卒業後、東北帝

大金属工学科教授としてKS鋼の研究を行い、1956

年に文化勲章を受章した冶金学者である。本品は、

絹布に印刷された工芸品であるが、陰刻「武」の印象

だけは原ツであれば、恐らく文化勲章受章記念として

関係者に配布されたものであろう。


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