ギャラリー解説
書画
金風長井衍、草書十四字(近代、AD1868〜1926) |
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紙本肉筆・・縦134.5cm、横55.8cm 「金風」の下に、陰刻「江衍私印」と陽刻「祖宗江 納言」の落款が押されている。長井金風は秋田の 人で、名は行・衍、号を金風・雁門・欝斎などと称 し、漢学を中村敬宇に、和歌を佐々木信綱に学 び、秋田魁新報主筆を務め、『周易之研究』『周 易秘説』『万葉集評釈』等々を公刊した東洋史学 者で、同時にジャーナリスト・郷土史家・歌人でも ある。日本近代文学館には、1967年に村上早 苗氏から寄贈された、「長井金風コレクション」(原 稿・書簡・筆墨等115点)が、収められている。 |