ギャラリー解説
書画
傳・闇齋山崎嘉、楷書文(江戸時代、AD1618〜1682) |
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紙本肉筆・・縦110cm、横28cm 「闇齋山崎敬義書」の下に、陽刻「友天下士讀古人書 」の落款が押されている。山崎闇齋は京の人で、名 は嘉、字は敬義、号を闇斎・梅庵・垂加などと称し、 幼にして無頼であったため妙心寺に入って僧となり、 土佐に遊学して吸江寺に学ぶも、儒者谷時中に師事 して宋学を学び、還俗して儒者となり京に帰って道学 を講説し、会津侯の殊遇を得て一家を成し、名声高く 門弟数千人に至も、晩年には神道(垂加流)も唱え、 崎門(敬義)学派を打ち立てた儒者である。本品は、 「伝」の品であるが、縦横28cmの紙が縦に四枚繋 がれている。 |