ギャラリー解説
書画
釋覚辰和南、行書王勃詩序(近代)
絹本肉筆・・縦137cm、横33cm
初唐の詩人王勃の「滕王閣詩序」
の出だしの四句十六字「南昌故郡
、洪都新符、星分翼軫、地接衡廬」
が書かれている。「北支の覚辰和
南題す」の下に、陰刻の「山西晋祠
廟臨済宗」と陽刻の「覚辰之章」の
落款が押されていれば、沙門の人
である。また、恐らく戦前であろうが
中国の人自らが「北支」と称してい
れば、「支那」が決して蔑称でない
ことは、明白であろう。
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