助川啓四郎、草書五字（近代、AD1887〜1943）

紙本肉筆・・縦131cm、横33cm

「啓四郎」の下に、「助川」の花押が書かれてい

る。助川啓四郎は福島の人で、早稲田大学を

卒業して早稲田消費組合理事を務めた後、帰

郷して村長・県議・公民学校長等を歴任して雑

誌『農村之青年』を発刊し、次いで衆議院議員

（当選五回）を務めて農政通として知られるが、

満洲の食料事情視察の爲の渡満途上で、海難

事故（崑崙丸の沈没）に遭遇して死去した政治

家である。