ギャラリー解説

書画

潜叟宮原龍、行草書七律(幕末維新、AD1806〜1885)

紙本肉筆・・縦134cm、横64.5cm

「菫惟七十歳星更、老懶自甘無所成、猶有育材情未

竭、伊互聲裏送餘生」の句で、「七十誕辰絶句七首之

一、潜叟」の下に、陽刻の「字季泉」と「君世?夢胡假

勞其生」の落款が押されている。宮原潜叟は備前の人

で、名は龍、字は士淵・季泉、号を節菴・潜叟・易安・

栗村などと称し、山陽の門に入り後に江戸の昌平黌で

学び、京で家塾を開いて講説し、書に巧みであった儒

者である。一般的には、宮原節菴で通っている。


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