ギャラリー解説

書画

南水生田宜人、注連縄圖併俳句讃(近代、AD1860〜1934)

紙本肉筆・・縦126.5cm、横19.8cm

「浪花南水俳画」の下に、陽刻丸印「鹿鳴草」の落款が押さ

れている。生田南水は大阪の人で、名は宜人、字は子達、

号を南水・夜雨荘・鹿鳴草舎などと称し、漢学を伊藤如石、

国学・和歌を岩崎長世や渡忠秋ら、俳句を得田南齢、篆刻

を熊谷厳毅に学び、書画にも秀でた文人国学者の俳人で

あるが、同時に豪快な性格と数々の奇行で知られた花柳

界の名士でもあり、日本画家生田花朝女の父親でもある。


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