ギャラリー解説

書画

成齋重野安繹、行書六言對(幕末維新、AD1827〜1910)

紙本肉筆・・縦133cm、横48cm

「竹下常安臥榻、花前喜置鳴琴」の六言対である。「成齋

老人徐書」の下に、陰刻「重野安繹」と陽刻「士徳甫」の

落款が押されている。重野成齋は薩摩の人で、名は安

繹、字は士徳、号を成齋と称し、藩校造士館から昌平黌

に学んで朱子学を善くした儒者で、維新後は東大教授と

なった明治の漢文界を代表する文章家でもある。


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